秋の彼岸
あきのひがん
旧暦8月秋分に行う祖先供養の彼岸行事。
行事について
旧暦8月の秋分の日を中心に、県内各地で行われる祖先供養の祭り。沖縄では仏教色はあまり強くなく、家庭でウサンミ(御三味)、餅、酒などを仏壇に供え、ウチカビ(紙銭)を焼いて祖先を供養し、厄払い、家族の健康、農作業の無事を祈る。彼岸料理の基本は祝い料理で、赤かまぼこ、皮を下にして身を上にした二枚肉、結び昆布、あん餅にする。ただし身内に亡くなった人がいて一年忌を過ぎていない場合は法事料理となり、白かまぼこ、皮を上にした二枚肉、白餅、返し昆布にする。
文化的背景
沖縄では本土のような仏教行事というより、家庭で祖先を供養する行事として受け止められている。中国で春分と秋分に豊作を祈願した儀礼の形を残しているとも考えられるが、沖縄へ伝わった時期は明らかではない。
地域ごとの伝承
沖縄県
県内各地で、基本的には各家庭で行われる。地域によって墓参りや門中のムートゥヤー(宗家)での祈願もある。