ヒヌカンウンケー
ひぬかんうんけー
旧暦一月四日にヒヌカン(火の神)を迎え、新しい年の健康と繁栄を祈願する行事。
行事について
旧暦十二月二十四日にヒヌカン(火の神)は昇天し、天帝に家庭の一年間を報告するとされる。その仕事を終えたヒヌカンが翌年旧暦一月四日に再び地上へ降りてくるため、家庭ではヒヌカンを迎え、新しい年の健康と繁栄を祈願する。通常は台所(竈)をよく使う主婦が行い、ヒヌカンの棚を拭き清め、ウブク、花米、昆布を巻いた炭、みかん、十五本の平御香などを供える。本島中部では、昨年家族の健康を守ってくれたことへの感謝と、今年も家族の健康や子孫繁栄を守るよう御願する例が紹介されている。地域によって旧暦一月一日や三日に行うこともある。
文化的背景
中国の道教における竈の神への信仰が十四世紀頃に沖縄へ伝わり、沖縄古来のヒヌカン信仰と結びついたと考えられている。
準備と流れ
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1
ヒヌカンの棚を清める
火の神を迎える前に、ヒヌカンの棚を拭き清める。
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2
供え物を整える
ウブク、花米、昆布を巻いた炭、みかん、十五本の平御香などを供える。
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3
新年の健康と繁栄を御願する
前年の見守りに感謝し、今年も家族の健康と子孫繁栄を守るよう祈願する。
地域ごとの伝承
本島中部 — ヒヌカンウンケー
家族の健康を守ってくれたことへの感謝と、新年の健康・子孫繁栄を御願する例が紹介されている。
県内各地 — ヒヌカンウンケー
旧暦一月四日を基本に、地域によって旧暦一月一日や三日に行うこともある。