カミウガミ
かみうがみ
旧暦九月吉日ごろに、門中で祖先と関係する拝所や聖地を巡礼して拝む行事。
行事について
カミウガミ(神拝み)は、門中が祖先ゆかりの拝所や御嶽、井泉を巡って拝む行事です。旧暦九月を中心とする農閑期に行われることが多く、東御廻りや今帰仁上りのように、地域ごとに巡る場所や順番が異なります。現在では家族ぐるみで日帰りすることも多く、祖先供養と親族の交流を兼ねた行事として続いています。
準備と流れ
-
1
門中で出発する
家族や親族で集まり、巡礼する拝所や順路を確認して出発する。
-
2
拝所を巡る
御嶽、井泉、墓、ノロ殿内など、祖先と関係する場所を順に拝む。
-
3
祖先供養をする
供え物と線香を供え、門中の無事や家族の健康を祈る。
地域ごとの伝承
今帰仁周辺・北部
今帰仁上り(ナチジンヌブイ)として、今帰仁城や周辺のノロ殿内、ヒヌカン、御嶽を巡る。
知念半島・南部
東御廻り(アガリウマーイ)が代表的で、知念・玉城・佐敷・与那原周辺の御嶽や井泉を巡る。
沖縄県内各地
門中単位で祖先ゆかりの拝所を巡る。首里から南東の知念半島を巡る東御廻りと、本部半島側を巡る今帰仁上りが代表的。