ムッソーズ
むっそーず
農作物を害する虫やネズミなどを舟に乗せて海へ流し、豊作を祈る虫掃除。
行事について
ムッソーズ(虫掃除)は、芋や芭蕉などの葉や木で作った舟に、農作物に害をなす虫、カタツムリ、ネズミなどを乗せて海へ流す行事。沖縄本島や宮古島周辺で行われ、ノロやカミンチュが中心となって儀式を司る。島から害虫がいなくなり、豊作になるよう祈願するもので、儀式の間は物忌みをして食事をしない地域もある。流した虫が戻ってこないよう、舟を見ないようにしたり、沈めてしまう場合もある。県内ではムシバレー(虫払い)、ムシァシビ(虫遊び)、ムスムルム、多良間島のウニーラキー、宮古島のムヅソーズなど、地域ごとの呼び方がある。
準備と流れ
-
1
害虫を集める
芋につく虫など、農作物に害をなす虫やカタツムリ、ネズミを集める。
-
2
舟に乗せて海へ流す
芭蕉や芋などの葉や木で作った舟に害虫を乗せ、海へ流す。
-
3
儀式の間は物忌みをする
地域によっては儀式の間、村民も家畜も物忌みをして食事をしない。
-
4
流した舟を見ない
流した虫が戻らないよう、舟が離れていくところを見ないようにする。
地域ごとの伝承
沖縄県
県内各地で行われるが、沖縄本島と宮古島周辺で多く見られる。
八重山
地域によってはムシバレーやムシァシビなどの呼び方がある。
宮古
宮古島ではムヅソーズと呼ばれる。