ムーチー
むーちー
旧暦十二月八日にムーチーを作り、邪気払いと子どもの健康を祈る行事。
行事について
ムーチーは、寒さが厳しくなる旧暦十二月八日に行われる行事で、ムーチー(鬼餅)を作って邪気払いと子どもの健康を祈願します。もち粉に黒糖の粉を混ぜて練り、サンニン(月桃)またはクバの葉で包んで蒸し、仏壇やヒヌカン(火の神)に供えます。男児のいる家では特大の力餅を一、二個供えることもあり、子どもの歳の数だけ餅をひもでくくって梁から吊るす地域もあります。古くはクバの葉を卜字形に結んで軒々に吊るし、邪気払いをしました。年内に子どもが生まれた家では初ムーチーを親類や近所に配り、家の玄関や屋敷の隅にムーチーを蒸した汁を撒く風習もあります。元来は年末に神が訪れるための物忌みの日だったと考えられ、ムーチービーサーと呼ばれる寒さをしのぐ行事でもあります。
文化的背景
ムーチーは、年末に神が訪れるための物忌みの日が、子どもの健康と厄払いを願う行事へと変化したものと考えられる。鬼餅伝説では、首里金城町のウチカナグスクタキにまつわる話や、鬼を餅で退治したとする説が伝えられ、沖縄の一陽来復の風習として広く親しまれている。
準備と流れ
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1
餅を練る
もち粉に黒糖の粉を混ぜて練り、ムーチーの餅を作る。
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2
葉で包んで蒸す
サンニン(月桃)またはクバの葉で包み、蒸して鬼餅にする。
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3
仏壇とヒヌカンに供える
蒸したムーチーを仏壇やヒヌカン(火の神)に供える。
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4
家族や親類に配る
子どもが生まれた家では初ムーチーを配り、玄関や屋敷の隅に蒸し汁を撒いて厄除けをする。