ヌーバレー
ぬーばれー
旧暦七月十六日に沖縄本島南部で行う豊年祈願と厄払いの行事。
行事について
ヌーバレー(野払い)は、沖縄本島南部でお盆の後に行われる豊年祈願と厄払いの行事です。旧暦七月十六日に、道ジュネーから始まり、村のアシビナーで踊り、村芝居、棒術などを奉納して新たな年の豊作を願います。区長や議員、長老など地域の代表者が祈りを捧げ、ノロドゥンチでは棒術や稲摺節などの端踊を踊って奉納し、公民館の拝所でも同様に行います。知名や安座真では道ジュネーやアシビナーの奉納がよく知られ、無縁仏の霊をニライ・カナイに送り返す意味もあるとされます。イタツキバラ(労き払い)は八重山諸島の石垣島、波照間島などで行われる同様の行事で、集落を清掃し、獅子舞や棒踊り、七月念仏歌や巻き踊りを演じ、酒肴で慰労する。祭りの後に生者が残っていると霊に連れて行かれるという話もあり、出演者も観客も急いで立ち去るほど、霊が集まる行事として伝えられています。
準備と流れ
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1
道ジュネーで移動する
地域の代表や青年会が道ジュネーでアシビナーや公民館へ向かう。
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2
アシビナーで奉納する
踊り、村芝居、棒術、稲摺節などを奉納する。
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3
拝所で祈願する
ノロドゥンチや公民館の拝所で豊年と厄払いを祈る。
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4
霊を送り返す
無縁仏の霊をニライ・カナイに送り返す意味を持つとされる。
地域ごとの伝承
知念村知名
公民館から昔から決まった道順で村のアシビナーへ向かい、長者の大主を先頭に奉納が行われる。
知念村安座真
青年会の道ジュネーで神アシャギから公民館へ向かい、ミルクを迎えて奉納を行う。
石垣島
宮良、大浜などでイタツキバラとして行われる。
沖縄本島南部の島尻地方
旧暦七月十六日の豊年祈願として広く行われる。
波照間島
イタシキバラとも呼ばれ、旧盆明けの厄払いとして行われる。
沖縄本島南部
お盆の後に、道ジュネー、アシビナーでの奉納、村芝居、棒術などを伴って行われる。