サングワチャー
さんぐわちゃー
旧暦3月3日に女性を中心に行う三月遊び。無病息災や子孫繁栄を祈る。
行事について
サングワチャー(三月遊び)は、旧暦3月3日の儀礼として行われる女性中心の祭りです。女性が輪になって踊り、三線の音に合わせてスンサーミーやシンムイの歌などにあわせて踊ります。男性はジウテー(地謡)以外の参加が基本的に認められません。宜野湾市我如古では、旧暦3月3日に自治会長、書記、婦人会役員が字のニーャ(根尾)や我如古グスク(城)、カー(井泉)などを祈願し、三日以降の日曜に公民館で婦人会主催の「我如古サングワチャー」として、かぎやで風節を幕開けにサングワチャージューシーを食べながら踊りを披露します。宜野湾市字宜野湾でも、旧暦3月3日にサングワチャーが行われ、戦前は十二歳の女性が大人として認められる通過儀礼でした。現在は公民館に集まり、シーエィやサングワチャージューシーを作って輪になって踊り、七巡するとカチャーシーになります。どちらの地域でも、女性たちが中心となって集まり、子孫繁栄や地域の安寧を祈る行事です。
文化的背景
もとは女だけで輪になって踊るウスデークの系譜にあるとみられ、女性の芸能参加と地域の通過儀礼が結びついた行事です。字宜野湾では戦前、十二歳の女性が大人として認められる節目にもなっていました。
準備と流れ
-
1
旧暦3月3日に祈願する
我如古グスクやカー、字のニーャなどを祈願し、行事の無事を願う。
-
2
公民館で集まる
婦人会が公民館に集まり、サングワチャージューシーやシーエィを作る。
-
3
輪になって踊る
三線や四ツ竹に合わせて輪になって踊り、七巡するとカチャーシーになる。
地域ごとの伝承
宜野湾市我如古 — 我如古サングワチャー
旧暦3月3日に各家庭や地域で祈願し、日曜に公民館で婦人会主催の踊りが行われる。
宜野湾市字宜野湾 — サングワチャー
旧暦3月3日に行われ、戦前は通過儀礼の性格を持っていた。