サングヮチマチー
さんぐわちまちー
旧暦3月15日に行う麦の穂祭り。麦の収穫への感謝と家族の健康を祈る。
行事について
サングヮチマチーは麦の収穫祭で、麦や稲の初穂儀礼や収穫儀礼を行い、その年の収穫を祝って感謝する行事。もとは琉球王国の同家的神事で、久高島や首里城内で盛大に行われていた。現在は旧暦3月15日に行うことになっているが、以前は麦の収穫に合わせて年ごとに異なる日に行われた。各ウタキの氏子が麦の神酒をつくり、吸い物や刺身、膳料理を供え、豊作感謝の祈りを捧げるほか、一族の健康や農作業の安全祈願も行う。多良間島では甲・戊の日に、宮古島平良市狩俣では寅・卯・辰か子・午の三日間に行われ、狩俣ではカミンチュが夜籠もりをする。宮古地方では麦の収穫祭を麦プーズとも呼び、地域によってはプーズ、プーイ、プーリなどの呼び名もある。
準備と流れ
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1
初穂を感謝する
麦や稲の初穂を祝って、その年の収穫に感謝する。
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2
供え物を整える
麦料理や麦の神酒、吸い物、刺身、膳料理を用意して各ウタキや家庭に供える。
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3
豊作と健康を祈る
一族の健康や農作業の安全を祈願し、地域によってはカミンチュが夜籠もりをする。
地域ごとの伝承
多良間
多良間島では甲・戊の日に行う。
沖縄県
県内各地で行われる麦の穂祭りで、家庭では仏壇やヒヌカンに供え、拝所ではカミンチュが豊作感謝の祈りを捧げる。
宮古
宮古地方では麦プーズと呼ばれ、狩俣ではカミンチュが夜籠もりをする。