シツ
しつ
旧暦八月から九月の己亥の日ごろに八重山諸島で行う節祭り。年の変わり目を祝い、豊穣と厄払いを祈願する。
行事について
シツ(節祭り)は、旧暦八月から九月にかけて八重山諸島で行われる豊年祈願の祭りです。昔の八重山地方では旧暦八月から九月に年の変わり目があったとされ、その節目を祝う行事として残っています。数日間にわたる大きなお祭りで、地域によっては謎めいた来訪神が登場するなど、神秘的な要素を今に伝えています。西表島祖納ではユークィ、棒踊り、ミルク行列、獅子舞、舟競走などが行われ、翌朝は若水で茶をわかし飯を炊いて身を清めます。川平では白砂を宅地や家の隅々にまき、カニ草のつるを柱や農機具、水がめなどに結び、魔除けとします。節祭りの各日には、村人が神々に祈願し、収穫の感謝と翌年の豊作を願います。
準備と流れ
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1
宅地を清める
白砂を宅地や家の隅々にまき、カニ草のつるを柱や農機具などに結んで魔除けをする。
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2
神々に祈願する
村人や神役が集まり、収穫の感謝と翌年の豊作を祈願する。
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3
芸能を奉納する
地域によってはユークィ、棒踊り、ミルク行列、獅子舞、舟競走などを行う。
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4
若水で清める
翌朝に若水をくんで茶や飯を準備し、身を清めて新しい年を迎える。
地域ごとの伝承
西表島祖納
ユークィとして、棒踊り、ミルク行列、獅子舞、舟競走などを行う。
八重山諸島
旧暦八月から九月にかけての年の変わり目を祝う大きな祭り。
石垣島川平
白砂やカニ草で魔除けをし、来訪神行事のマユンガナシが行われる。