ヨーカビー
よーかびー
旧暦8月8日から15日ごろに県内各地で行う厄払いの行事。タマガイを見張り、悪霊を払う。
行事について
ヨーカビー(八日日)は、旧暦八月八日から十五日の間の吉日に県内各地で行われる厄払いの行事。沖縄では旧暦八月が不吉な月と考えられ、特に八月十五日以前に厄払いの行事が集中する。戦前はヨーカビーの晩に、集落を見渡せる高台に登ってタマガイ(火玉・ヒトダマ)を監視し、見えた家を突き止めてユタに厄払いのウガンを頼むことがあった。タマガイがはっきり見えれば幸運、ぼんやり見えれば不幸、地面すれすれに飛べば子どもが生まれるなど、兆しとして読む地域もある。ホーチャク(爆竹)を鳴らしたり、チグトュ(葬式の際に聞くようなノコギリや釘を打つ音)を聞かせて厄を払うところもある。現在ではユタやカミンチュによるウガンだけ、あるいはホーチャクを鳴らすだけで済ませる地域が多い。
文化的背景
旧暦八月は不吉な月とされ、八月十五日以前の厄払いとして各地域で重視されてきた。八月八日に限らず、八日から十五日の間の吉日に行う。
準備と流れ
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1
高台からタマガイを監視する
集落を見渡せる高台に登り、火玉やヒトダマの有無を見張る。
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2
見えた家の厄を払う
タマガイが出た家を突き止め、ユタやカミンチュにウガンを頼む。
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3
ホーチャクやチグトュで厄を払う
爆竹を鳴らしたり、不吉な音を聞かせたりして悪霊を追い払う。
地域ごとの伝承
八重山諸島
石垣島や波照間島などで、タマガイの監視やホーチャク、獅子舞などを伴って行われる。
沖縄県内各地
旧暦八月の不吉さに対応する厄払いとして行われる。